「シェアキッチン」という新しい仕組みをご存知ですか? シェアキッチンは今、飲食店経営の新たな選択肢として注目を集めています。シェアキッチンの仕組みは、飲食業の運営に必要な保健所の認可を得たキッチンを複数のメンバーで共有するというものです。
例えば、お菓子作りの得意な方が手作りのお菓子を販売したいと思っても、一般家庭で保健所の認可を取るのには高いハードルがあります。居住空間とは別にキッチンを設けたり、シンクとは別に手洗いの設置が求められたり、また外側に温度表示のある業務用の冷蔵庫も必要です。
シェアキッチンは、こうした課題解決の手段のひとつです。一般家庭では難しい保健所の認可を取得したシェアキッチンでは、時間貸しなどによって必要な時間だけキッチンを利用することができます。複数のメンバーで共有し、運営コストを抑えながら飲食業にチャレンジすることも可能です。
最近では、参加者と一緒に料理を作る料理教室を目的としたタイプや動画撮影などに向けたレンタルルームのタイプ、シェアオフィスにキッチンが付帯したものなど、バリエーションも増えています。
シェアキッチン「厨」が待望のオープン!
2021年2月13日、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)さんの「第一回まちやど実践ワークショップ」を受講者された御厨さんのシェアキッチン「厨」が待望のオープンを迎えました! セルフリノベーションで居心地よく整えられた民家で、初めてのお客様をお迎えしました。出展者のみなさん手作りのクッキーやコーヒー、サンドイッチやお惣菜が所狭しと並び、行列ができるほどの大盛況でした!
当社も、築200年の古民家「くらふとや」で開催される毎月第2土曜日の月一マーケット「くら市」に参加させていただきました。以前本ブログでもご紹介した、泉佐野の旧市街・さの町場を活性化させるまちづくりチーム「さの町場家守舎 まちばの芽」さんのイベントです。泉佐野市内の加盟店でお買い物ができる地域ポイント「さのぽ」を活用し、当社の電気・ガスサービス「応援するエネルギー おーエネ」をPRさせていただきました。3月の「くら市」にも参加させていただく予定です。
さわやかなシェアキッチン「厨」、そして月一マーケット「くら市」にぜひ一度遊びにいらしてください。ポジティブなエネルギーでいっぱいの泉佐野のみなさんと、楽しいひとときをシェアできますよ。